アケボノソウ
アケボノソウ(曙草)の花を観察して見ました。
リンドウ科センブリ属。和名の由来は「花冠の裂片に黒紫色の斑点があるのを、夜明けの空に見立てたもの」と図鑑に書かれています。残念ながら、私にはこの表現力はありません
。センブリ属というと同じように苦いのかな?
(箱根精進池のアケボノソウ)
山地の水辺に生える・・箱根精進池の水辺に生えていました。
写真を撮っている時には気付きませんでしたが、四弁花と五弁花がありました。
五弁花の方が一般的なようですが、この株には四弁花が沢山付いています。
花弁にある緑色の二つの点は蜜腺だそうです。蠅が蜜腺に口を付けているのが分かります。花弁の中程に蜜腺があるなんて面白いですね。
結構綺麗な花です。
(富士山麓のアケボノソウ)
ここにも四弁花と五弁花がありました。箱根の花に比べて花弁が細いですね。
沢山の蟻が集っていました。蜜腺が沢山ありますから、虫達にとっては格好の餌場になっているようです。植物は、いろいろな特徴(個性)を持っていて面白いですね。
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コメント
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yo-shiさん、今晩は。
私が接する事のある人の中には、身の回りの植物の名前が大抵分かる人がいます。修行中の私の場合は、知っているものか、図鑑で調べて分かるものしか記事に載せませんので、大したことはありません。色々な植物を栽培していると、一寸した変化も気にして見る癖がつきますので、その辺を楽しんでいます。
投稿: やまぶどう | 2010年10月14日 (木) 23時29分
私、時々思うのですが、やまぶどうさんはどうしてこんなに植物に詳しいのだろうってね。
ブログを拝見してもコメントを書くこともできないほど難しい内容のことがよくあります。只の趣味だけではないのでしょうね。失礼な事書いてごめんなさい。
投稿: yo-shi2005 | 2010年10月14日 (木) 21時20分