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2010年10月29日 (金)

クロヤツシロランの種と芋塊

このところ仕事と用事があって、目的地を定めての自然観察が出来ませんでした。一週間前に撮った写真ですが、クロヤツシロランのその後を観察して来ました。

Kuroyatusiroran_20101023_1s

写真は、クロヤツシロランの生えている我が家の杉林です。この山林は、三方を同じような杉林(他人所有の)に囲まれています。ただ、他の山林と違うのは、なぜかここだけゼンマイとフユイチゴが沢山生えている事、それとスッポンダケも生えて来ます。

Kuroyatusiroran_20101023_3s

昨年は花を見ることなく、弾けた種を見つけました。そのお陰で、今年は蕾から観察することが出来たのです。や花の時と比べてみてください。種の付いた茎がずっと伸びて来ました。

Kuroyatusiroran_20101023_4s

この下の部分が、花の咲いていた時の茎です。とても短いので、杉の葉に隠れて見つけるのが困難です。だから、種を見つけた翌年やっと花を見る事が出来るのです。

Kuroyatusiroran_20101023_5s

あんなに探したのに、見つけられなかった株も幾つかありました。こうして種を見てやっと場所が確認出来ます。

Kuroyatusiroran_20101023_2s

こちらにも・・。

そしてここから下は、種ではなく芋塊で存在を確認する事が出来ました。

Kuroyatusiroran_20101023_6s

種や花を確認した場所から少し奥に行くと、倒木の傍にこんなものがありました。別の場所で、この芋塊を見た事がありましたので、直ぐにクロヤツシロランだと思いました。

Kuroyatusiroran_20101023_7s

こちらにも・・。

Kuroyatusiroran_20101023_8s

まだまだあります。まだ開花株になる前のようです。

Kuroyatusiroran_20101023_9s

これは開花株のようです。これらの芋は、乾燥してだめになってしまわないように、土と杉の葉を被せておきました。

クロヤツシロランは、キバナノショウキランのように芋の部分が地中深くではなく、こうして地表に出てしまうくらい浅い所にあります。という事は、地表近くに存在する菌でプロトコームになり、育っていくという事です。

Kuroyatusiroran_20101023_10s

少し湿気が多くなると、杉の葉にこんなキノコが生えて来ます。これらの菌糸がクロヤツシロランに発芽の養分を与えているのかもしれません。

素人の観察ですが、こうして続けて見て行くと色々な事が分かり、ますます興味が湧いて来ます。

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コメント

micchiffさん、今晩は。
そうなんです。
芋虫のようですね。
山林は、評価額も安く手入れも大変です。
でも、先祖から受け継いだものなので何とか守っていくつもりです。ここに生えるフユイチゴも結構美味しいですよ。

おはようございます。
【芋】は虫の様にも見え、何だか動きそう・・
まさに【芋虫】?

【マイ杉林】を所有なさってるなんて凄い!と感動してしまいますが、お手入れや維持の事を考えると・・大変な事も多いでしょうね。

yo-shiさん、お早うございます。
この植物は、葉緑素を持たない腐生蘭の仲間です。
何らかの菌類から養分を得て発芽、成長するそうです。
続けて観察出来るところに生えていたため、種が舞うまで見届けようと思っています。
山林は、この先どうすればいいのか分かりません。
伐採して更新していくのにもお金がかかりますので・・。まぁ、畑にして雑草だらけになるより良いです。

見たことも聞いたこともない珍しい植物で、コメントのしようもありません、蘭の仲間なのでしょうね。
それにしてもよく手入れされた杉林ですね。枝打ちもシッカリされているようで、下草も生えています。

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