クロヤツシロランの蕾
腐生蘭の記事が続きます。そろそろ、クロヤツシロランの花が咲く頃だと思い、萌の朝散歩の時、毎日のように覗きに行っています。家の裏のものは、まだ姿が見えません。そして今日、少し離れた場所にある山林で蕾を二つ見つけました。
杉の葉の下に一つ見つけました。
こちらは、もう少し成長しています。こんな色ですから、その気で探さなければ見過ごしてしまいますね。
ストロボ無で・・手ブレしてピンボケになってしまいました。
杉の枝にはこんな菌糸が付いていました。クロヤツシロランと関係があるのかな?
隣には白い塊がありました。昨年恐るおそる食べたスッポンタケの幼菌かもしれません。
そして、次は家の裏で見つけたクロヤツシロランの蕾です。
趣味のシイタケ栽培の小屋下に、5個くらいの蕾を付けたのが二つ生えています。分かりますか?
この小さなものは、芋塊の赤ちゃんです。根で繋がり、養分を貰っているようです。普通に見られるのは朽木の脇辺りですが、ここは少し離れています。ここでプロトコームになり、成長したのか、根の先端から出て来たのか知りたいです。
【昨年のクロヤツシロラン】
実は、この場所でクロヤツシロランを見つけたのは、種になってからでした。ですから花をちゃんと確認したわけではありません。スッポンタケが沢山出てくるので、あちこち探しているうちに下の写真の種を見つけました。同じ場所に15~6本出ていました。
花は丈が短いけど、種はずっと伸びて来ます。少しでも広範囲に飛散できるようにかな?
まだ種が残っているものもありました。種にはアブラムシが集ります。腐生蘭も、アブラムシの媒介によってウィルス病になるんだろうか?
今日は、裏庭の鉢植えの世話をしました。ほったらかしにしていたので、かなり傷んでいたり、草が生えていたりして、結局一日かかってしまいました。我が家の植物たちは、不精な栽培主の下で試練に耐えています。
« ツチアケビ(その後) | トップページ | ヒガンバナ »
「腐生植物」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- クロヤツシロラン果実の頃(2020.11.10)
- 土通草(ツチアケビ)三度(2020.10.18)
- ヤツシロラン類根状器官の様子(2020.10.04)
- 散歩道のクロヤツシロラン(2020.10.03)
コメント