シシウドとウド
今日は、用事があって御殿場まで行って来ました。相変わらず富士山へ続く道はとても混んでいました。帰り道、自衛隊大野原演習場付近の草原で草花の写真を撮って来ました。
この辺りはススキの草原にシシウドの白い花が沢山見られます。
【シシウド】
セリ科。猪独活・・イノシシが食べるような大きなウドという意味だそうです。ウドは、新芽を食べますが、こちらは食べられません。でも、花は人気があって、いろいろな虫たちが集っていました。
逆光ですが・・。
近づいて見ると、花火のようで案外綺麗な花です。
更に接近すると・・とても小さな花で、香りがします。それほどいい香りではありませんが、前記事のコンニャクに比べれば、良い香りの部類に入ります。
シシウドの葉。
シシウドの茎。ウドのように毛が出ていません。
【ウド】
ウコギ科。こちらは新芽をテンプラや酢味噌和え等で食べます。独特の香りがします。
これはシシウドの直ぐ側に生えていた ウド(芽)です。
ウドの葉。シシウドと比べて見てください。
こちらはウドの茎。白い小さな毛が沢山生えています。ところで、ウドとシシウドの区別で一番簡単な方法は何だと思いますか?それは匂いをかぐとすぐに分かります。ウドの匂いを知らなければだめですが・・。
次回は、オニユリとコオニユリを比べて見たいと思います。
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ロココさん、お早うございます。
こちらは曜と月曜の晩に雨が降りました。
私もウドが好きで、畑の一角に植えてあります。
以前は、裾野市~御殿場市の林道沿いで、かなり見かけたのですが、年々少なくなっています。
趣味の畑には、野生の果樹と山菜を少しずつ増やしています。でも、思ったより気むずかしい植物が多くて大変です。
投稿: やまぶどう | 2010年8月10日 (火) 07時55分
こんばんわ~
相変わらずの暑さで・・・雨が欲しい妙高です。
ウドやシシウドの花、山地のあちこちに咲いていますね
ウドの天ぷら、美味しいですね~
ロココはタラの芽やコシアブラより好き!
妙高高原では同属のオオハナウドやハナウドの花も今が見頃です。
投稿: ロココ | 2010年8月 9日 (月) 20時33分