十里木八幡宮
最近、自然観察ばかりで、ブログのもう一つのテーマである「史跡探訪」の記事がありませんでした。反省です。
富士市から裾野市十里木に入ると頼朝の井戸があるブナ林が左手に見えてきます。その北側に祀られている「十里木八幡宮」を訪ねました。
別荘地へ通ずる道路沿いにこの鳥居があります。
八幡宮へ続く参道は少し薄暗いけどとても涼しいです。
参道を少し歩くと階段があります。手摺の形状が変わっていますね。
階段の中ほどにイワタバコが群生していました。
まだ新しい拝殿です。
少し斜めから・・。
横かえら見た拝殿と神殿の様子です。
史跡探訪をしていると、傷んで修復が必要だろうと思われる寺社が多々あります。ここや少し下の勢子辻の山神社のように、氏子が少ないのにも関わらず改築されているのは、人々の信心深さが伺えます。
【十里木八幡宮】
十里木地区の祖は、寛文三年(1663年)に御殿場から分かれて榛木沢湧水地に移住し、寛文九年駿東富士の郡界争いの解決を機にその境界の地「十里木」に移転し今日に及んでいます。
十里木八幡宮は、寛文五年から郡界線に沿って氏神として祀られていたが、野火のために焼失、現在地に移され、現在の社は、全国八幡宮の総本社宇佐八幡の分霊を迎えて、平成十一年十月二十三日再建落成されたものです。
十里木区民の祖が、源頼朝所縁の西田中八幡宮を勧請、十里木八幡宮を創建したものと伝わって(信じられて)います。・・(八幡宮の由緒書抜粋)
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