キバナノショウキラン(三週間後その3)
この植物は、何かに齧られた部分が良く見受けられます。どんな生き物が齧るのか、知りたいと思っています。昨年秋に果実にあった齧り痕を発見しました。その痕跡を残した生き物によって、キバナノショウキランの種が運ばれているようです。
ゾウムシの仲間がいました。この虫の仲間には、キノコを主食とするキノコヒゲナガゾウムシというのがいるそうです。
これは?小さくて良く分かりません。蜂の仲間かな?
近くにあったこの穴の住人がショウキランを食べる犯人なのか?実や花の齧り痕を見ると、小さな昆虫だと思います。いつか犯人を確認したいと思っています。
次は、受粉した花の様子を見てください。
花の付けが膨らみ始めているのが分かりますか?これが、やがてラッキョウのような果実となります。どのくらいのペースで膨らんでいくのか、時々観察していくつもりです。
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たんざわらんぽさん、今晩は。
開花しないで結実・・スミレの閉鎖花のようですね。
K大の研究者からは、ショウキランやツチアケビなどの果肉のある腐生蘭の種子が、何ものによって運ばれるのか調べてほしいとのメールを頂きました。今まで見た噛み痕から想像すると、ネズミなどではなく、もっと小さな生き物・・バッタのようなものではないかと思っています。でも、今まで出合った生き物にそれらしいものはいません。
らんぽさんのHPは、図鑑でしか見た事のない腐生蘭がいろいろ載っていて、しかもその栽培にまで及んでいるので驚きました。図鑑などでは分からない事も学ぶ事が出来、幾度も読ませていただいております。
昨年、家の裏だけでなく、少し離れた我が家の杉林にクロヤツシロランの生えている場所を見つけました。花の季節に、ショウジョウバエの観察が出来たらと、楽しみにしています。
投稿: やまぶどう | 2010年7月31日 (土) 23時51分
キバナ良く撮れましたね。以前に果実が転がっていたのを無菌播種しました。未熟だったのか発芽しまのせんでした。私も誰が受粉に関わっているのか大変興味ありまして観察してきましたが解りません。ただ最近思うのです。どうも腐生ランを観察して居ると自家受粉が大なのではと思うようになりました。完全に自家受粉するのが
現われたからです。タンザワサカネランは開花しないで結実することがわかったからです。腐生ランに興味のあるかたはこの一点に関心を示します。どうぞ解き明かして下さい。
投稿: たんざわらんぽ | 2010年7月31日 (土) 20時11分