国指定重要文化財「友田家住宅」
浜松市天竜区春野町の「すみれ展」に行く途中、昨年まで目にしなかった「かわせみ湖」という案内標識が出ていました。カワセミがいっぱいいるのかな?なんて思いながら好奇心で寄り道してみました。
かわせみ湖にたどり着く少し手前で「友田家住宅」の立て札を見つけました。「ここも寄ってみよう!」好奇心旺盛な性格なので即決です。
茅葺屋根の住宅が見えて来ました。なんと国指定重要文化財だそうです。
前記事のフウランは、この写真左手のマキの木に生えていました。右手に見える机のところに拝観料入れがあります。大人一人200円也。
厚く葺かれた茅と、竹を使った丁寧な細工に感動・・。
木材の曲がりを上手く使った梁。
かまどは今も使われています(比較的新しいようです)。
これは?左はナタネ油を絞った道具で、右は麦などを潰す道具のようです。
友田家の祖先は、出雲の刀鍛冶だと伝えられているそうです。母屋は、18世紀初頭(1700年)に隣接する元屋敷から移築したと言われ、随所に前進建物の部材を使用している事が確認されています。
それにしても、こんなに山奥の不便なところになぜ土着したのだろうか?麦や菜種を作っていたようですが、四方を山に囲まれ日照の少ない地域なので、収穫量も限られていたのではないかと思います。
すみれ展や遠州の植物観察は、次回以降の記事で・・。
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