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2010年3月28日 (日)

シュンラン(丸火自然公園)

今日は寒い一日でした。午後から予定があったため、午前中に近くの丸火自然公園を探索して来ました。

丸火自然公園は、大勢の人たちで賑っており、バーベキュー広場からは、準備係の楽しそうな声が聞こえて来ました。

公園内の雑木林では、シュンランの花が見頃です。

Syunran_20100328_9s

Syunran_20100328_8s

下を向いて咲くのでこんな状態で見えます。

Syunran_20100328_10s

Syunran_20100328_5s

ちょっと失礼して顔を上げてもらいました。似たような花ですが、良く見ると側花弁(下の腕を広げたような部分)や唇弁(花芯)の模様などが違っています。

Syunran_20100328_1s

萼片(上の三枚)や側花弁が黄色系の花です。紫系や緑系など変異があり、園芸種にはオレンジ系の花まであります。

Syunran_20100328_3s

Syunran_20100328_4s

後ろから見ると・・こんなに違います。

シュンランは、一茎一花ですが、一茎に二花咲いているものを見た事があります。花の変異を見比べながら探索するのも楽しいです。

シュンランは、雑木林の中に沢山生えています。群生というより点在していますから、発芽させるための養分(蘭の種子は、養分がないため蘭菌などの助けがないと発芽しないそうです)が落ち葉の中にあるようです。

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コメント

慶さん、今晩は。
シュンランは最も身近な野生ランだと思います。
でも、花を咲かせるにはなかなか難しい植物です。
こういう場所が残っている事が嬉しいですね。

こんにちわ
やはり、静かにひっそりと咲く春蘭はいいですね。
顔を上げないと見えないっていうのが奥ゆかしいですね~。知っている人は知っているこの花の良さ。
いつまでも自生してくれるといいですね。

NOZOさん、今晩は。
園芸種は、東京ドームの世界らん展でも出品されますが、びっくりするような値がついています。
そうですね。この花は、雑木林の中で見るのが一番だと思います。幼い頃は「ジジババ」と呼んで親しんだものです。

たまたま書店でランの雑誌をパラパラと立ち読みしてみましたが、「日本春蘭」としてたくさんの品種が作られているんですね。
よくもまぁ、こうたくさん作ったもんだなぁと思いました。

でも、やっぱり雑木林の林床でひっそりと咲いている普通のシュンランが一番美しいと思うんですよね。

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