2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« シラネアオイ | トップページ | シュンラン(丸火自然公園) »

2010年3月27日 (土)

千束神社

富士市桑崎地区に、千束(せんぞく)と呼ばれているところがあります。現在は養鶏場があるだけですが、以前は数軒の民家もあったそうです。

「ここには確か神社があったはず」・・古い記憶を辿り、探索してみました。

Senzokujinjya_10s

林の向こうには養鶏場が見えます。ちょっと臭う・・

Senzokujinjya_9s

神社を探しているとこんな立て札がありました。辺りには、ごみが散乱しています。不届きな輩が多い昨今です。厳しい罰則を考えるべきだと思います。

Senzokujinjya_1s

なんとなく参道のような感じがしたので登ってみました。

Senzokujinjya_2s

数十メートル歩くと、建物跡のようなものが見えて来ました。神社跡のようです。

Senzokujinjya_8s

近づいて見ると階段のような石積みが見えます。この石積みの手前が拝殿で、上段が神殿跡のようです。

Senzokujinjya_5s

神殿跡と思われるところにトタンをかぶった祠のようなものがありました。偶然こうなったのか、誰かが被せたのか分かりませんので、そのままにして置きました。

Senzokujinjya_6s

神社跡のすぐ上には、民家があった頃使っていたと思われる、水道のタンクのようなものがありました。

当時を知る人はもういないのかもしれませんが、こういう場所はもう少し整備していつまでも残しておきたいですね。

今日も勤労奉仕の仕事でした。下請けさんが頑張ってくれたので、明日は休めそうです。とても嬉しい!

« シラネアオイ | トップページ | シュンラン(丸火自然公園) »

コメント

元、千束のこどもさん、お早うございます。
私のブログやホームページを見てくださって有り難うございます。
地域を知る方からコメントを頂き、感激しております。
桑崎、千束の昔を知る人は、町内でも数えるほどしか居りません。そこで、ホームページに記録しておけば、少しだけでも次の世代にも伝えられると思い、このブログやホームページを作りました。
これからも時間のある限り調査して、いろいろな情報を残していきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

私は、昭和21年から5年間、千束に住んでいました。家はこの神社のある集落より下のほうで、「千束下」と呼ばれていました。今は荒れ果てた養鶏場跡の下に埋もれてしまっています。電気、ガスは無く、石油ランプで、水も会所まで汲みにいく不便な生活でした。
旧称、富士郡吉永村立吉永第二小学校まで1時間近くかかって通っていました。
神社にもよく行ったはずですが、記憶に残っていません。でも写真を拝見すると、時間の無常を感じ、涙を禁じ得ません。
やまぶどう様のHPやブログは毎日拝見させて頂いています。
「黒坂の滝」は千束の子供たちのプールでした。滝つぼに丁度ターンができる間隔に岩があり、私はここで泳げるようになりました。昨年3月の貴ブログの「黒坂の滝」の写真はとても懐かしく、何回も見かえしています。
これからも吉永地域の情報、楽しみにしています。

りんさん、今晩は。
静岡も寒い一日でしたよ。
雲間に見える富士山の裾や愛鷹山の山頂はまた雪が降ったようです。
そうか、信仰の対象だから公的にお金を出しにくいのか・・。史跡とかじゃないと難しいのですね。

昨日の朝も、今朝も雪。目を覚まして、びっくりでした。今じぶんの雪なのですぐに消えてしまいますが、灯油はいつまで買っていたらいいんだろう悩んでいます。中越沖地震で潰れたままの青海川のお宮さん(神社)そのまま手つかずです。急斜面にあるため工事が出来ないと思いきや、神社仏閣は公的には、手出しが出来ないのだとか…。お寺は檀家さんが、神社は氏子さんが、それぞれお金を出しあうそうです檀家さんで聴いたところによれば200万払ったとか…。付いてゆけない世界です。そういえば、日本は一番葬儀にお金がかかるとか…。
昔のそういった祠は、良くそのままにされているものって多いですよね。きっと信心深い方が雨よけにかけて行かれたのではないかと思いたいですね。

yo-shi2005さん、お早うございます。
この土地の所有者がどうなっているのか分かりませんが、出来れば簡単に整備して、説明看板でも建てて欲しいです。機会があれば役所にでも話してみようと思っています。

時代の流れなんでしょうね。
ある時代には、頭をたれて、手を合わせていた祠が今はこの姿かと思うと、時代の流れだけで済ますのがなんだか後ろめたいような気持ちになります。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 千束神社:

« シラネアオイ | トップページ | シュンラン(丸火自然公園) »