赤野観音堂のナギ
沼津市柳沢に赤野観音堂(あけのかんのんどう)という看板が立っています。以前から気になっていたので、行ってみました。場所は、愛鷹シックスハンドレッド(ゴルフ場)の正門前を南に下った丘の上になります(富士通沼津工場の北西辺りです)。
ここには、沼津市指定の天然記念物が二つありました。一つは「ナギ」、もうひとつは「カヤ」です。
ナギ?私は樹木の名前には疎く、ナギという木を知りませんでした。ナギは、マキ科の常緑樹で、比較的暖かい地方に自生するそうです。
看板には、推定樹齢700年と書かれています。と言う事は、西暦1300年くらいですから、鎌倉時代/後醍醐天皇の時代になります。ずいぶん昔から頑張ってきたものです。
裾まで葉が茂り、とても元気そうな木です。
男性的で頑固そうな感じの幹ですね。でも、ナギは雌雄異株で、この木は雌株だそうです。
樹皮を接写してみました。
ナギの葉・・マキと同じ科に属するとは思えないような葉です。
神社仏閣を訪ね、こういう古木が見てきた時代に思いを馳せるのも楽しいものです。
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