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最近出会ったスミレ

今日は、予報通りの暴風雨です。雨だけならまだ良いのですが、風が強いと再生休耕畑の野菜たちが心配です。仕方ないので、天気が回復するまでPC作業をする事にしました。最近では、元職のアルバイトが、だんだん辛くなって来ましたsad

毎日、ブログを更新していると、何時もどこかに出かけているように思われるかもしれませんが、決してそんな事はありません。撮り溜めた写真を、小出しにしているだけです。今日は、頭脳労働の前に指慣らしでスミレの記事を作成しました。

【キスミレ】

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少し前の記事でキスミレが登場しましたが、この花は別の場所で撮りました。

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管理地のように群生しているのではなく、点在して生えています。出会った時の喜びが大きいです。

【ツボスミレ】

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草丈が伸び、まだ次々と花を咲かせています。

ところで・・。

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これもツボスミレのようですが、花色が違います。

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普通に見られるツボスミレの花が淡い赤紫色に染まったような感じです。「ごく短い距」もツボスミレの特徴通りです。

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側弁の内側に毛が生えています。私はツボスミレの変異種だと思うのですが、如何でしょう?

【マルバスミレ】

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前記事のケヤマウツボの生える林内で出会いました。

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このスミレは、あまり群生している所に出会った事がありません。孤独愛好型なのかも?

【タチツボスミレ・エイザンスミレ】

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タチツボスミレの仲間もいろいろあるようですが、私には良く分かりません。ただ、ここで出会う花は、下界のものより綺麗に見えます。葉は赤斑タイプのようです。

右は、エイザンスミレの花です。この周辺では、比較的多く出会えます。

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綺麗な花でしょ?我が家の周りで見る花は、もっと水色っぽいかな?

【ヒナスミレの葉】

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これはヒナスミレの葉だと思います。右のような斑入り葉を彼方此方で見る事が出来ます。

スミレも、苦手な植物です。図鑑を見ていると、頭が痛くなります。名前が間違っていたら教えてください。指慣らしどころではありません。そろそろ、頭脳労働をしなくては・・。

ケヤマウツボ

そろそろ、あの不気味な植物・・ケヤマウツボが姿を現す頃だと思い、お気に入りの林内を覗いてみました。

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暫く行かない内に、林床のバイケイソウは、大きく育ってとても目立っていました。

いつも沢山生えている場所には殆ど見当たらず、野生動物の荒らした形跡がありました。食べられてしまったのだろうか?

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周辺を探すと、少し離れたところに出ていました。出会えて良かった!

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この場所で初めて出会った時は、数十本生えていて驚かされました。その翌年は、野生動物(シカと思われる)の食害に遭い、少しだけしか見る事が出来ませんでした。この植物も、野生動物の食料対象になってしまったようです。

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花を接写してみました。萼片には毛が生え、開花が進むと細長い花柱が姿を現します。

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小さなアリが訪れていました。アリは蜜をもらうお礼に、種子を奇主の根まで運ぶのかな?この植物は、ブナ科、カバノキ科、ヤナギ科などの根に寄生するそうです。

ハマウツボ科ヤマウツボ属ケヤマウツボ(Lathraea japonica Miq. var. miqueliana (Franch. et Sav.) Ohwi)。シロケヤマウツボという品種もあるそうですが、まだ出会った事はありません。旧体系では、ゴマノハグサ科とされていました。

◇素人の疑問

ヤマウツボの仲間は、多年草となっていますが、ミヤマハンノキなどの根に寄生するオニクと同じように、一稔性(一回結実性)という事は無いでしょうか?それとも、地上部は枯れても地下部は生きているのでしょうか?ご存知の方、教えてください。

サクラソウの生える林(長野県)

初めて、自生のサクラソウを見たのは、枯草の刈り取られた草原でした。

そして、今回は・・。

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コブシ咲く落葉広葉樹林内に入ると、その林床で出会えました。

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初めて出会った草原ほどではありませんが、ここにも結構生えていました。

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毛深いですね。

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まだ花の時期ではありませんでしたので、以前撮った写真を掲載します。これは標準的な花で、深く5裂した花弁が更に小さく咲けています。ハート形のようですね。サクラソウは、花の変異が多い植物だと思います。個体毎に裂片の幅や色などに違いがあり、白花や奇花もありました。

その他、林床で気になった植物を掲載します。

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左はサワギクのようです。右はスズランかな?これも、以前見た時は草原でした。

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左の葉は何だろう?長野県に生えるという、ツルカメバソウの葉に似ていますが・・。

右はキンポウゲ科トリカブト属のようです。

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ヤマウグイスカグラの花が、彼方此方に咲いていました(花に腺毛が混じっているようにも見えるので、ミヤマかもしれません)。※いつも使っていた画像結合ツールにアクセス出来なくなって、別のツールを探しました。

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湿地の脇に、ミズバショウが生えていました。もう花も終盤ですね。

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これは、ウバユリだと思います。

ところで・・。

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富士山麓でもそうですが、同じ場所で、同じ時期に、上のような緑色の葉と赤褐色の葉を見かけます。この違いはどうして?

この場所へは、またサクラソウの咲く頃に行ってみたいと思います。

サクラソウ科サクラソウ属サクラソウ(Primula sieboldii E.Morren)。環境省RDBで、準絶滅危惧(NT)、長野県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)、静岡県では絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されています。富士市の目録にも記載されていますが、管理地以外で出会える事は極めて稀です。

クモノスシダ

コケ植物(蘚苔類)に続いて、同じく胞子植物・・シダ植物のクモノスシダの登場です。私はこのシダを、今年初めて教えて頂きました。

静岡県西部の石灰岩地(引佐、浜北)では自生が確認されているようですが、手元にある富士市の目録には掲載されておりません。

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ヒカリゴケ自生地からそう遠くない場所で見付けました。

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ここには、沢山生えていました。このシダを知らなければ、素通りしていたかもしれません。

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石垣の隙間に多く生えていました。

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葉裏を見ると、胞子嚢群(ソーラス)が付いていました。「葉裏の主軸から斜め外側に伸び・・」とあります。

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葉の先端が細い蔓状になり、その先端にこのような子(不定芽)が付いていました。ショウジョウバカマも、似たような増え方をしますね。

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胞子だけでなく、このような増え方もするなんて面白いですね。

シダの仲間は、胞子以外にも増える術を供えているものが多いようです。コモチシダの不定芽やトウゲシバの無性芽もそうですね。胞子は、親株から離れた場所での繁殖を目指し、無性芽や不定芽は親株近くの繁殖を目指しているのかな?シダ植物も不思議がいっぱいですね。 

チャセンシダ科チャセンシダ属クモノスシダ(Asplenium ruprechtii Sa.Kurata)。

◇少し勉強

無性芽:植物体の組織の一部または細胞が繁殖するための器官で、母体から離れて新個体となるもの。

不定芽:一般的に、植物の芽は葉腋近辺に形成されるが、それ以外の予期しない部分に現れる芽を不定芽と呼ぶ。

ヒカリゴケ

私に名前の分かる苔は、数えるほどしかありません。でも、何時の日か、自らの探索で、出会いたいと願っている苔があります。その日のために、実物を見て来ました。

デジイチで・・。

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保護柵の中にあるので、撮り難い・・。

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デジイチ、18.8倍ズームで・・。

近くで見られない事を予想して、高倍率ズームのコンデジを持って行きました(以降、コンデジで撮影)。

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洞窟の奥に生えていました。コンデジの方が、実際見た色(金緑色)に近いと思います。

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綺麗ですね。ヒカリゴケは、洞窟や岩陰、倒木の陰などの暗く湿った環境を好むそうです。しかも、発見された自生地は、比較的冷涼な気候の場所のようです。

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洞窟の手前は乾燥気味で、苔は見当たりませんでした。僅かな環境変化にも敏感な植物だそうです。

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ピントが合っているのかも分からず、同じような写真を何枚も撮りました。

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姿を知るために、接写でも撮りたかったのですが、保護柵が設置されているので仕方ありません。

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デジタルズーム併用。

比較のために・・。

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以前、別の洞窟で見つけた蛍光色の物体・・こちらは、地衣類のようです。

ヒカリゴケは、「地面に伸びた糸状体を顕微鏡で見ると、達磨型の細胞(レンズ状細胞)が一列に繋がり、その細胞内に入った光が細胞の底で反射して葉緑体を照らすため、美しい黄金色に光って見える」とあります。

蘚類ヒカリゴケ科ヒカリゴケ属ヒカリゴケ(Schistostega pennata (Hedw.) F.Weber et D.Mohr)。環境省RDBで、準絶滅危惧(NT)に指定されています。

信州大学では、ヒカリゴケ細胞を実験室内の環境で大量増殖させる事に成功したそうです。この研究が進めば、失われた自生地を復活させ、多くの人にヒカリゴケを見てもらう事が出来ます。論文に書かれていた内容は、富士見町のカマナシホテイアツモリソウの保護活動と通ずるものがあります。頑張っていただきたいと願っています。

センボンヤリ

今日は、暑いくらいの一日でした。寒暖差が激しいと、年寄には辛い・・。

センボンヤリ・・富士市でも、何ヶ所かで自生の記録がありますが、私にとっては出会う事の少ない植物です。

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県外某所・・足元に、白い小さな花が咲いていました。「あっ、センボンヤリだ!」

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こちらは赤紫色系の花です。別名をムラサキタンポポというそうですが、どうしてだろうと思っていました。この花色から名付けられたようです。

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コンデジマクロで・・。

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縁の舌状花(雌花)と中央の筒状花(両性花)からなります。

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赤紫の花は花柄が太いですね。

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背景を黒くして撮ってみました。

キク科センボンヤリ属センボンヤリ(Leibnitzia anandria (L.) Turcz.)。

この日は、珍しい苔と羊歯を見る事が出来ました。後日の記事で・・。

スルガテンナンショウ

萌の散歩道に生えているテンナンショウ属・・スルガテンナンショウを観察してみました。

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斑入り葉のタイプとそうでないものが見受けられます。また、小葉の幅も個体毎に様々です。

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斑入りは、実生で引き継がれるようで、付近には同じような株が幾つか生えていました。

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立ち姿を撮ってみました。薄暗いところを好むため、撮り難い植物です。

写真を整理していて気付いたのですが、仏炎苞(苞葉)の合わせ目が、左右あります。右の写真と、最下段の写真を比べてみてください。

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「付属体の先端が鍵状にくびれる」事が同定のポイントとなります。

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テンナンショウ属は、一部の種を除いて雌雄異株です。スルガテンナンショウも、普通は雌雄異株ですが、栄養状態で変化し、大きくなると雌株になり、小さいと雄株となるそうです。ただ、両性の個体もあると書かれていました。

また、雄花は仏炎苞の筒部の基部に隙間があり(上の写真参照)、花粉をつけた小昆虫はここから脱出します。雌花には、この穴がないため、閉じ込められた小昆虫は外に出られません。雄花で花粉をつけた小昆虫は、雌花の中に侵入し受粉したあと悲惨な最期を迎える事になります。テンナンショウ属の雌花はひどい奴ですね。

サトイモ科テンナンショウ属スルガテンナンショウ(Arisaema yamatense (Nakai) Nakai  subsp. sugimotoi (Nakai) H.Ohashi et J.Murata)。

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