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ヤマシャクヤク(富士山)

実生栽培の花が散ってから約一月・・富士山のヤマシャクヤクを見て来ました。

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木漏れ日のスポットライトを浴びたヤマシャクヤクです。

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開花株が増えていると思います。

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花の命は短く、虫に好かれる事もあり、すぐに傷んでしまいます。

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この中途半端な咲き方が、この花の魅力でもあります。

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花弁の枚数も様々です。そして、細いタイプもあれば・・。

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このように幅広のタイプもあります。こちらが一般的ですね。

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ベニバナヤマシャクヤクに比べて、曲がりの少ない花柱。中には、右の様に仲良しの花柱もあります。

ところで・・。

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葉裏に毛のあるタイプと、毛の無いタイプがあります。杉野孝雄先生の「静岡県産 希少植物図鑑」に、「葉裏に毛のあるケヤマシャクヤクも混生する」と書かれています。このエリアには両方のタイプがありました。

ベニバナヤマシャクヤクの特徴として図鑑に書かれている「葉裏の毛」だけで、区別する事は出来ません。逆に、ベニバナヤマシャクヤクで、葉裏に毛の無いタイプもあります。

新エリア探索③(富士山)

少し間が空いてしまいましたが、亜高山帯探索の続きです。

【キノコ・変形菌など】

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カイガラタケかカワラタケの仲間。裏側にヒダがあればカイガラタケのようですが、撮り忘れましたcoldsweats01

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変形菌なのかキノコの子実体なのか分かりませんが・・。

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こちらも・・。

変形菌とキノコは同じだと思っていたのですが、キノコから独立した生物グループとして研究されているそうです。子実体を形成して胞子繁殖しますが、微生物を摂食するために変形体が移動するという、植物と動物の性質を併せ持っている不思議な生物だそうです。

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こちらは、黄色いキクラゲのようですね。Web図鑑を見ると、コガネニカワタケやハナビラダクリオキンなどが似ています。

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似たような黄色いキノコを時々見かけますが・・。

【コケ・シダ】

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スギゴケの仲間と、右はコセイタカスギゴケでしょうか?

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コウヤノマンネンゴケとフジノマンネンゴケが混在していました。

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イワダレゴケに混じって生えていた綺麗な苔は、ムツデチョウチンゴケでしょうか?接写し忘れました。

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ムチゴケの仲間を発見!亜高山帯ではあまり見かけません。

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こちらは、ミズゴケの仲間のようですが・・。

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接写ズームしてみました。

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左はコケシノブの仲間ですが、近くの山林で見るコウヤコケシノブのように、裂片の先に鋸歯がありません。Web図鑑の解説を見ていたら頭が痛くなったので、コケシノブ科と言う事で・・。

右は、ミニ洞窟の中で見た蛍光色の物体・・地衣類でしょうか?接写ズームした写真を貼り付けてみました。

最後に・・。

【タケシマランの花と虫】

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新エリアには、タケシマランも多く見受けられました。

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以前の記事に掲載した花は、葯の大きさが違っていました。でも、ここの花は同じようです。葯袋の破裂時期が違ってそう見えたのかもしれません。

花に集る虫を撮ってみました。バッテリーが少なくなって来て、LEDストロボが上手く働かず見難い写真になってしまいました。

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最初見た時は蚊だと思ったのですが、ちょっと違うようです。同じ花に、二匹集っていました。

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二匹とも似たような虫ですが、触角が違います。片方には毛が生えています。これは雄雌なのか、それとも別種なのか?

まだ、写真を撮りましたが、新エリア探索の記事はこれでお終いにします。次は何処を探索しようか・・。

釜無ホテイアツモリソウと山野草展

一週間程前になりますが・・。長野県富士見町・・釜無山系入笠山に自生する釜無ホテイアツモリソウの展示会が行われていましたので見て来ました。山野草の写真は、掲載しませんが・・。

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アツモリソウと白花アツモリソウです。

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こちらは、北海道の礼文島に自生するというレブンアツモリソウです。

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そして、こちらが釜無ホテイアツモリソウです。

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一般のアツモリソウに比べて、唇弁(袋状の部分)が付き出しているのと、花色の濃いのが特徴だそうです。この花は特に濃いですね。

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左は中国産アツモリソウと書かれていました。右もそっくりだけど、中国産の表示はありませんでした。

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こちらは、別のところで撮った中国産ホテイアツモリソウです。唇弁の裏表が入れ替わったような花ですね。

昨年、この地での保護活動の内容を知りました。住民、企業、学校、行政が連携して保護活動を行っており、富士見町ではアツモリソウの保護条例を制定しているそうで、その内容も読ませていただきました。また、企業へ依頼して増殖の共同研究を行い、最終的には昔のように富士見町内でも手軽に見られる普通のお花に戻す事を目指しているとの事でした。

希少植物の保護は、何のために行うのか?最終目標の実現は、かなり困難な事業だと思います。でも、かつての自生地を復活させ、誰でも見る事が出来るようにするという考え方には、とても賛同出来るものがあります。

また、驚かされたことは、アツモリソウを栽培している趣味家たちも、この保護活動に参加している事です。しかも、増殖したアツモリソウを試験的に販売して、その売上金を保護基金にする計画など、他地域の希少植物保護活動とは一線を画していると思います。

いつの日か、官民一体の保護活動が実り、囲いの中や神様の誘いで訪れた場所以外でも、釜無ホテイアツモリソウの花が見られる日の来る事を祈っております。

ヤツシロラン類栽培実験

今日も雨・・ずっとパソコンを使っていると目が疲れるので、息抜きにシャッターのペンキ塗りをしました。最近、頭脳労働の集中力が落ちて来ました。やっぱり歳のせいかな?

このところご無沙汰だった、ヤツシロラン類の様子です。

【アキザキヤツシロランの容器】

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黄色味を帯びた菌糸と白い菌糸が成長していました。昨年は、部材の上に種を蒔いたのですが、今回は中に蒔いてみました。表面で発芽したものは、成長しにくいと思ったからです。部材を捲らないと、経過を見る事は出来ませんが・・。

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こちらにも・・。

良く見ると、根状器官に菌糸が絡みついています。

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部材の隙間から顔を出していた塊茎の様子です。上手く成長してくれるだろうか?

【クロヤツシロランの容器】

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やっぱりスギの球果は菌糸に好かれるようです。右は、亜高山帯の針葉樹林から拾って来たトウヒの球果に生える菌糸です。トウヒは長持ちすると思うのですが、スギの様に簡単に生えてくれません。

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こちらも、根状器官に菌糸が纏わりついていました。

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根状器官を覆った菌糸は、逆に養分を吸収されるそうです。昨年は、塊茎が多すぎて菌糸不足になってしまい(菌糸の繁殖が間に合わず)、花を咲かせるまで成長しませんでした。なかなか難しい・・。

【未知のヤツシロラン類の容器】

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根状器官が伸びていました。この容器は、上記の二つの容器より温度を高くしてありますが、なかなか菌糸が繁殖してくれません。昨年のクロヤツシロランの経験から、この根状器官の伸び方は、菌糸を探しているのだと思います。

塊茎に同封されて来た少量の土を入れてみたのですが、上手く繁殖してくれなかったようです。

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こちらは、昨年姿を現した芽(花径)ですが、固まったまま成長を止めてしまいました。やはり菌糸不足で、成長出来ずに枯れてしまったようです。

アキザキヤツシロラン栽培容器の中の菌糸を入れてみようと思っていますが、このヤツシロラン類に合うのか分かりません。

何れも、学ぶ事ばかりです。

※根状器官は仮称です。菌糸は、菌子束と呼んだ方が正しいのでしょうか?

◇お願い◇

このブログを見てくださっている方にお願いがあります。私の住む富士市に近いところ・・富士山南面や愛鷹連峰西面などで、ギンリョウソウの発芽を確認された方がいたら、おおよその場所、或いは標高を教えてください。今年は、いろいろな植物の成長が遅れていて、発芽時期が掴めません。出来るだけ、発芽し始めの時期が把握出来ると助かります。何卒、宜しくお願い致します(この記事へのコメントか、下記のアドレスまでお願いします)。

yamabudou@hotmail.com

CAD

私が、一番最初に図面描きで使ったのは、製図板とT定規でした。その後、平行定規、ドラフターなどが開発され、作図が随分楽になりました。歳が分かりますねwink

更に、パソコンの登場と共に、CADソフトが発売されるようになりました。CAD:computer-aided design・・コンピューター支援による設計と訳されるそうです。要は、パソコンを使って図面を描くソフトの事です。

発売当初の市販ソフトは、パソコンのカスタマイズも含めて1,000万円以上もしました。そして、OSがMS-DOSからWindowsに変わり、パソコンの性能も飛躍的に向上しました。それに伴い、沢山のCADソフトが登場し、個人レベルで購入出来るような価格帯になって来ました。それでも、ソフトだけで十数万円から数百万円くらいはしたと記憶しています。

そんな中で、MS-DOS上で動作するフリーソフト・・JW-CADが登場しました。やがてWindows版も開発され、低価格帯の市販ソフトを凌ぐ機能を持つようになりました。

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JW-CADの画面を貼り付けてみました。内職の図面は掲載する訳に行きませんので、アニメを表示させてあります。

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これも、CADで描きました。「何だ、アニメか?」なんて言わないでください。こういう変則な図面をCADで描くのは、意外と大変なんです。

現在では、いろいろ役に立つフリーソフトが登場しています。そんな中でも、このJW-CADはお勧めです。三次元などの特殊な図面を除き、建設業界でもこのソフトを使っている会社はかなり多いと思います。その証拠に、最近の市販ソフトには、直接JW-CADデーターの入出力可能なものが登場しています。

このCADの素晴らしい点は、線記号変形、外部変形といったミニプログラムを取り込む窓口がある事です。いろんな分野の方が作られた、便利なミニプログラムをWeb上からダウンロードして使う事が出来ます。

興味ある方は、下記からダウンロードして使ってみてください。

Jw_cadのページ

不法投棄パトロールで出会った植物②

雨が降ったりやんだり・・仕方ないので、不法投棄パトの報告書作成と、たまった内職の図面描きをしています。気分転換に、今日のブログも早めにアップします。

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愛鷹林道では、オカタツナミソウが彼方此方に咲いていました。

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蕾は、猫パンチのようだと思いませんか?下から見上げた右の写真・・時報に合わせて、萌が遠吠えしている姿に似ています。

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左は、この辺りで多く見かけるシシガシラです。右の綺麗なシダは、クジャクシダです。

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左は葉表、右は葉裏の様子です。

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ソーラス(胞子嚢群)は、葉裏の上の縁にあります。縁を折り曲げて包んだような感じですね。餃子みたい・・。

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こちらは、開花間近なウメガサソウです。ウメガサソウは、自ら光合成を行うとともに、菌根菌の菌糸を通じて、近隣の樹木からも養分をもらっている、部分的菌従属栄養植物だそうです。

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これは、クモキリソウだと思います。ウメガサソウの近くに生えていました。

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オオバノトンボソウと、樹上に居候していたミヤマウズラです。

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斑入り葉のテンナンショウ属も彼方此方で見かけました。

そして、右はずっと気になっていたササユリです。この林道が、一般車両通行可能だった頃、林道沿いに生えるススキの中にこの花を見付けました。あれからかなりの歳月が経ちました。まだ無事でいるだろうかと、心配していましたが、こうして再会する事が出来、本当に良かったです。

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こちらは、ゲートの無い別の場所で撮りました。蕾が付いています。花の時期にまた行ってみたいと思っています。

以前撮ったササユリの花を掲載します。

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淡いピンクの花で、とても清楚な感じがします。

ところで、このユリは種を蒔いた翌年には発芽せず、翌々年の春に発芽するそうです。そして、蒔種から開花までに7年以上の歳月がかかると書かれていました。ヤマシャクヤクと同じですね。

不法投棄パトロールで出会った植物①

予報だと、今夜~明日に雨が降るとの事。報告書の作成もあるので、今月二回目の不法投棄パトロールに行って来ました。

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富士山も笠雲を被って、雨予報をしていました。

今日のパトロールは、一般車両通行禁止の林道を含めました。ゲートの鍵を開けて入りますので、身分証明書以外に支給されたベストを着て行きました。ゲートが設けられた関係で、空き缶などのポイ捨てもずっと少なくなりました。でも、無いわけではありません・・。

途中で見た植物観察です。

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ハコネウツギとベニウツギの花が見頃でした。今迄、この林道沿いに咲く赤白の混じったものは、ハコネウツギだと思っていました。ところが、南関東科学系博物館ネットワークの「花だより」で次のような記述を見付けました。

◇ハコネウツギは海岸近くの斜面に生え、箱根山中で見られるのはニシキウツギです。このために「箱根にはハコネウツギはない」といわれます。ハコネウツギの葉は円くて大きく、葉の裏がほとんど無毛です。ニシキウツギの葉はやや細長く、裏面の脈上に毛がはえています。

次回、葉裏の確認をして来ようと思います。

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メシベの柱頭が突き出ているのは、自家受粉を嫌うため?右は蕾を持ったコアジサイです。この辺りでは、良く見かけます。

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ウツギ、ヒメウツギ、マルバウツギ・・私はこういう紛らわしい植物が苦手です。でも、少しずつ覚えて行かなくては・・。オシベの花糸(軸)の翼が先細りになっているので、マルバウツギだと思います。

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こちらは、とても小さな花を付けるコゴメウツギです。かなり荒い画像になりましたが、こうして拡大してみると面白い形の花ですね。

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ガクウツギの装飾花(白い部分)は、個体によっていろいろな形をしていて、別種のように思える事があります。右は、中央の両性花をズームしたものです。

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まだフジの花が咲いていました。これはヤマフジかな?右はホウノキの花です。

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ハンショウヅルも開花間近です。これ以外に、ずっと気になっていたある植物の無事を確認する事が出来ました。後の記事で・・。

「ちゃんとパトロールしたのか?」・・ちゃんと、ポイ捨てゴミを回収して来ましたよ!皆さん、ポイ捨ては止めましょう!みっともないので・・。

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